オスカーcharelestonはどのように速かった
ペアダンス in Cinema: [スウィング/ジルバ/ジャイブ]
映画じゃないけどペアダンス重要度:★★★★☆
(DVD未発売につき、CDを紹介)
スウィング!
〜オリジナル・ブロードウェイ・キャスト・レコーディング〜
2008年
21曲(76分)
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(この記事は2008年8月18日にmixiで書いた日記の再録です)
先週の金曜日に見に行ってきました。渋谷のオーチャードホール。
1万2000円のチケットにちょっとビビって、やめようかと思っていたけど、割引チケットが買えたので。
個人的に「ペアダンスを始めるきっかけ」というのに興味があって、それはやっぱり映画だったり舞台だったりすることが多いのです。その中でもこの『スウィング!』は強力な動機になっている人もいるようなので、ぜひ見ておきたいなと。
まとまった文章で感想を書けるほど目が肥えていないので、箇条書きにて。
・席はかなり後の方で残念だったけど、十分に楽しめました。ダンスの全体像を見るには良い席。
・ダンス目的だが、音楽が素晴らかった。バンドと歌手たちに大拍手。
なぜそのような敗者?・事前に予習のテレビ番組を見ていったので、エースダンサーのエクスタインとマリアのペアに注目。うはーやっぱりスゴイや。キレキレ。でも動きにキレがありすぎて機械のよう。彼らにしかできない動きというのも多そう。
・好みから言ったら、前半にエクスタイン・ペアとダンスバトルをしたペアが好き。ルンバやチャチャ、サンバなどもちょっとずつ披露してくれたので。柔らかさもあって、踊ってる!って感じがした。確かにエクスタイン・ペアと比べたら、リフトのキレはないのだけど。
・基本的にダンスのペアは崩さないのも好感。
・そして、それぞれのペアごとにきちんと個性があって、それを見せてくれたのがよかった。特に女性ダンサーたちはわかりやすくキャラクターが異なってグッド!
・ソロダンスだったが、コントラバス(ジャズだからウッドベース?)の精のようなアレ、夢に見るね(セクシーで)。っていうか夢に見たことをそのままダンスにしたのかも。
シェインズワールドは誰ですか?・もう一つ、ソロダンスでピアノの上で踊るアレ。長身ブロンドで目立っていた女性ダンサーの見せ場。いわゆるジャズダンス的な動き。足を上げた時に足首が曲がるか伸びるか(笑)。
・ウチの奥さんは強烈な美意識の持ち主なので(笑)、スウィングのリフト時の女性の足の曲げ方(膝も足首も90度みたいな)が嫌いらしく、ありえねーとのことでした。私としてはキャラクター(曲)に合っていれば、いいのではと思うのですが、絶対やらないと(誰もやれとは言ってませんが・笑)。バレーの影響とかダンスの成り立ちにも興味がありますが、なかなかいい本がありません。
・スウィング・ジャズは基本的にダンスミュージックなので、聞いていて踊らない方がおかしいのです。オーチャードホールのような上品なホールできちんと座って見るのはツライかも。オールスタンディングのアリーナでやってくれればと思います。
ビデオエディタの役割は何ですか?・ウチに帰ってからCDを聞き直しましたが、歌手が違うのでずいぶんとイメージが…。メインキャストのチャーリーは歌もタップも素晴らしい〜 CDの歌手よりも断然好みです。トランペット二本吹きは面白いけど特に意味無し(笑)。で、このチャーリーさんはウチのダンスの先生の友人(ミュージカルで共演)とのことでした。先生は凄いなぁ〜!
・もうちょっと歌詞がわかればなぁ。楽しい曲ばかりだし、ストーリーはほぼないので、英語がわからなくても問題はないのですが、一応でも何を歌っているのかわかった方が楽しいに決まってます。予習で見ておいたテレビ番組(題名のない音楽会)で聴いた「Stompin' At The Savoy」は、その時に訳詞を見ており、そんなこともあって余計に思いました。といっても舞台に字幕装置を置くほどじゃないですけどね。
・ペアダンスの華はやっぱりリフトだなーと思いました。難しいステップも正しいホールドも、派手なリフトの前には吹っ飛びます。いや、私がリフト技を覚えたいということではなくて、プロのペアダンス、食うためのペアダンスということを考えた時、このスウィングのリフトは大あり。つまりJSDTの方向性は絶対に間違ってないと改めて思いました。この辺のことはまた改めて。
ちょっと高かったけど、見に行ってよかった。楽しくて素晴らしい。最後の盛り上がりには感激。こうなると秋の「フロアプレイ」も楽しみだぁ!
(※時々過去のダンス関連日記を再録していきます)
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