何の映画は3オスカーを獲得しました
続レディオヘッド新曲映像&セットリスト - 中村明美の「ニューヨーク通信」 | ブログ | RO69(アールオーロック)
グラミー賞、日本でも生中継されていたので見た方もいると思いますが。とにかく私は初めて現場に行ったので異様に楽しませていただきました。詳しいレポートはコレポンでさせていただきますが、パフォーマンスで言えば、今年のグラミーは、ホイットニー・ヒューストンの追悼と、アデル、そしてやっぱりポール・マッカートニーが最終的には記憶に残るイベントだったと思います。
たくさんの華やかなコラボが次から次へと続きほとんどお腹一杯状態という中で、アデルは、シンプルなセットに歌と声だけ。もうそれ以上いらないほどの圧巻のライブ。そもそも会場中のアデルに向けられた愛も最初から強かったのですが、パフォーマンスが終わった後は、永遠に終わらない拍手と歓声が贈られるという状況。私も、 可能ならこのまま彼女のライブだけ観ていたいと思ったほどでした。
人は、映画に入ったことがありませんか?さらにポール・マッカートニーのパフォーマンス。2回とも素晴らしくて、まず1度目は、アデルと同じ理由で、もうこれ以上コラボが続いたら無理、と思った瞬間に登場で、今正にこれが必要だった、という素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたのです。が、さらに、最後のジャム。今日出演したどんな若いアクトのパフォーマンスよりも本当にパワフルで、このイベントがポール・マッカートニーのライブで締めくくられて本当に良かったと思いました。そうじゃなかったら、なんだかたくさん出過ぎて何が何だったかわからない、と思いながら疲れて帰っていたかも。
アデルとポール・マッカートニーのパフォーマンスが素晴らしかった理由は 、音楽が祝福される理由をこの日、最も強烈にこの場に叩き付けていたからです。
すべての時間の中でトップの映画のシーンさらに、ホイットニー・ヒューストンが昨日亡くなったというあまりに衝撃的な悲しみをこの祝典の雰囲気を暗くしないようにどのように演出するのか気になるところでしたが、一番最初にLL COOL Jが追悼を捧げた後に、でも彼女が音楽でこの世にもたらしてくれたのはJOYであるから、今日は音楽を楽しみましょう。という持って行き方をしたので、スムーズに移行できたのではと思います。
そして、ジェニファー・ハドソンはそういう非常に難しく、しかも巨大なプレッシャーの中で、ホイットニーへの敬意を十分に感じさせながら、本当に美しく素晴らしいパフォーマンスを見せたと思います。
個人的なハイライトはやはりBon Iverが受賞したところ!!!しかもスピーチで言えば、一番正直で一番sweetなスピーチだったと思います。内容の翻訳をレーベルの方からいただいたのでそのまま転載します。
映画のプロデューサーは本当に何をしてい「この賞を受け取ることは凄く難しいよ。この会場とステージには、才能溢れる
ミュージシャンがたくさんいる。そして、今夜ここにはいないミュージシャンの
なかにも、本当に素晴らしい才能を持ってる人たちが多くいるからね。僕が曲を
作り始めたのは、単に曲を作ることが好きだからだ。だからこの賞を受け取っ
て、ここに立っているのはちょっと気まずい気がするんだよ。
ただ一方で、感謝の意を表したいと思う。ノミネートされた全てのミュージシャン、そしてノミネートはされず、今までこの場所に立ったことがなく、これからも立つことはないだろう全てのミュージシャンに、感謝します。」
さらにスピーチで言えば、デイヴ・グロールのスピーチにもこの日最大と言える歓声が贈られました。
それも彼のスピーチに心があったからだと思います。他の人がなかったわけじゃないけど。とりわけ強烈に響きました。
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