祝!「俺たちフィギュアスケーター」公開!レンタルでウィル・フェレル主演作を振り返る。 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
■[映画][DVD] 祝!「俺たちフィギュアスケーター」公開!レンタルでウィル・フェレル主演作を振り返る。
まだ未見ですが、上記エントリーを含め、キーワードで巡回すると評判も上々。楽しみです。そこで私は、予習としてレンタルでウィル・フェレル主演作を2本拝見致しました。
映画の取引場所で誰でしたか?
70年代のニュース番組を舞台にしたコメディ。ヒロインにクリスティーナ・アップルゲイト(地味だけどきれい)。有頂天の主人公がひょんな事から挫折→キャリア転落→でもいろいろあって大復活・大団円!というジャッキー映画。最終的にトラブルを解決してくれるのが"犬"なので、まぁそこに腹を立てずに心から「くだらない!」と笑える余裕がある人は観たら良いと思います、というか観るべき。アメリカン・コメディスターの競演と謳っても良いぐらいにはカメオ出演が異様に豪華。あとティム・ロビンスって意外にシャレの解る人なんだな、と思いました。
真珠の家主とフェレルます
コメディのコーナーをいくら探しても置いてないなぁ、と思って店員に聞いたら、カーアクションのコーナーにありました(…)。基本的には上記と同じくジャッキー映画。上記「ニュースキャスター」にフェミニズム(!)的な裏テーマがあるとすれば、それが今作では「父の子の物語」でもあったりする。フェレルの父親役にゲイリー・コール(嫌味な上司役とかでよく出てくる)が老けメイクで中々の熱演。
あなたが行っている勝利漫画犬
放浪癖があり破天荒な父親なんだけどドライヴィングテクニックだけは天才的で、息子であるリッキー・ボビー(フェレル)はその血を受け継いでいる。で、バラバラだった家族がまた一つに纏まろうとすると、途端に不機嫌になってどっかにいなくなっちゃう。こういう安泰だとか、幸せだとか、そういった"気分"に居心地の悪さを覚えてしまう人って、自分には理解出来ないけど同情してしまうし、そして割合としてある一定数は確実にいる人たちなんだろうナァと思った(「インディアン・ランナー」でヴィゴ・モーテンセンが演じた弟のように)。
とか書きましたが、これもシメは男同士がキスしてめでたしめでたし、というくだらない映画なので、そういうのが好きな人は是非観たら良いと思います。
「ナポレオン・ダイナマイトのお相手で忙しかったんだろ?」とやきもちを焼くサーシャ・バロン・コーエン。
あとは季節外れですけど夏ぐらいに鑑賞していた「エルフ」(クリスマスに向けて紹介しそびれてしまいました)。これは「大の大人が子供を演じる」という、明らかにペニー・マーシャルの「ビッグ」のバリエーションなんですけど、見所はやはりウィル・フェレルの子供演技。病院で採血をする、というシチュエーションで見せる彼のお芝居は、「子供のとりとめのなさ」をこれでもかというぐらいに的確に捉えていてちょっとビックリします(綿を食べる、標本のガイコツに「あの子の名前は?」と聞く、じっとしない、突然に脈絡も無いことを話し出す…etc)。
id:pikaoさんも仰るとおり、クライマックスの合唱には思わずホロっときてしまう、とても良い映画です。
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